ガイガーカウンタ LUDLUM61

ミリタリーショップで見つけた、別のタイプのガイガーカウンタです。
通常のガイガーミューラー計数管(GM管)を使ったタイプと違って,
放電箱形式の検出器です。
γ線およびβ線は検出できず、α線を高感度に測定できるように
なっております。
α線は通常、「紙1枚で遮蔽できる」というほど、透過性が弱く
側面検出型のGM管では検出できません。
前の方についている四角い物体は乾燥剤が入っています。
これは、放電箱内部を乾燥させておくために入っているもので、
定期的に電子レンジで加熱して、乾燥剤の能力を
高めておくことが必要です。
下の写真は検出器部分を拡大したもので、底の部分が格子のように
なっていますが、この格子の下は非常に薄いアルミニウムの膜で、
ここをα線が通過すると、ピッと音がします。
バックグランド(自然放射線)の影響なまったく無いというほどで、
α線に関しては、大面積ということもあり非常に高感度です。
ただし、母岩に埋もれている放射性鉱物は、母岩にα線を吸収されてしまいますので
測定できず、私は主に砂の放射線測定に使用しております。
下の写真のように砂の上にカウンターを置いて測定しています。
この写真は長野県高瀬川の砂を測定しています。
砂の横にスタンド(お菓子のフリスクの入れ物)
を置き、その上にカウンターをのせています。
このサンプルはかなり濃縮してあり、ジルコンのせいで
砂が赤っぽく写っています。
メータがかなり強い放射線を検出しています。
音はピッピッ ピー ピッと激しい音がしています。